要介護認定の一次判定が変わります
厚生労働省は、介護保険施行後3年を経過する平成15年4月に向けて介護報酬等介護保険制度の見直しを行っているが、その一環として介護保険の給付を受ける際に必要な要介護認定の一次判定について見直すこととした。
現行では、コンピュータソフトにより身体機能の衰え等を反映し必要な介護時間を算定することで要介護度の一次判定を行い、かかりつけ医師の意見書を考慮して二次判定を行っている。しかし、現行のコンピュータソフトでは、比較的元気で痴呆の症状がある高齢者については一次判定で介護の必要度合いが低く判定されてしまう傾向があるという問題が指摘されていた。
そこで、今回の見直しでは、聞き取り項目を一部入れ替え、痴呆による介護について的確に評価できるようにすることで、一時判定結果として出た要介護度をより的確に判定できるようにした。また、痴呆の症状があるものの身体能力は低下していない高齢者について、その旨を一次判定結果に明示することをルール化することによって、必要に応じて二次判定での要介護度の引き上げなどへの配慮を促すこととした。
今回の見直しは、今後円滑な導入のための試験運用を経て、2003年4月から使用される予定である。
(2002.4.22)