〜 『だらけ体操』 お試しを 〜
自称「在宅リハビリ探検家」の亀戸大島クリニック(東京都江東区)飯島治院長は、病院での知識が在宅では役に立たない事にショックを受けて在宅でのリハビリを模索している。
在宅で要介護度の高い高齢者リハビリは現場に学ぶしかなく、訪問先で発見したのが「だらけ体操」とのこと。

「歩く動作は、子供の頃からなじんだもの。誰でもすぐできるから、意欲の向上につながる」(飯島院長 談)

この体操は、寝たままでも、座位の取れる人は座ってでも、拘縮や麻痺のある人でもその人なりに身体を動かせる。「疲れたらやめる」「土日は休む」の二つで、無理せず長続きさせる事がポイント。

平成15年9月から同クリニックの利用者50人中26人が始めて、8割が1年経っても継続しており、少しずつでも身体を動かすことで腰痛や拘縮の痛みがとれた人もいる。

「がんばってまで長生きしたくないと考えている高齢者に『いきいき体操』とか『はつらつ体操』と言ってもやってもらえないので、『だらけ』ならやってみるかな、と思ってもらえる」というのが発想のユニークなネーミングである。

また、ミニペットボトルにお湯を入れて耳元で振る「ミニペットボトルほかほか体操」、壁に腰をつけて背中を伸ばす「かべピタ立位リハビリ」や「チークダンスバランスリハビリ」等、身近な材料を使って簡単に出来るリハビリを続々と発見している。

この記事については、シルバー新報11月4日号及び同新聞のサイトを参照しております。
(2005.11.25)
 

 

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