一人暮らしの高齢男性 近所づきあいや友人との関わりが希薄 内閣府調査
一人暮らしの高齢男性は、近所づきあいや友人との関わりが希薄であることが、内閣府が21日に発表した「世帯類型に応じた高齢者の生活実態等に関する意識調査結果」より明らかになった。調査は今年1月、一人暮らし世帯、夫婦のみ世帯及び世帯形態を問わない一般世帯ごとに65歳以上の男女1500人を抽出し、全体で4500人を対象に行い、有効回収数2756人、回収率は61.2%だった。

日常生活について、「心配がある」「多少心配がある」と回答した人の割合は、一人暮らし世帯で63.0%と最も高く、前回調査(平成14年)より21.8ポイント増加している。心配ごとの内容は、「自分が病気がちであったり介護を必要としている」が何れの世帯でも最も高い(一人暮らし世帯(34.9%)、夫婦のみ世帯(36.3%)、一般世帯(36.4%))。また、将来について「とても不安を感じる」「多少不安を感じる」と回答した人の割合は、一般世帯(65.2%)に比べて、夫婦のみ世帯(73.0%)、一人暮らし世帯(69.2%)でやや高く、将来の不安の内容は、何れの世帯も「自分が病気になったり介護が必要となること」が最も高い(一人暮らし世帯(82.8%)、夫婦のみ世帯(76.5%)、一般世帯(72.6%))。

「近所の人とどの程度つきあいをしているか」についてみると、「お互いに訪問しあう人がいる」割合は、一人暮らし世帯(33.1%)、夫婦のみ世帯(28.2%)、一般世帯(30.3%)であるが、一人暮らし世帯の男性は14.8%と低くなっている。一方で「つきあいはない」割合は、夫婦のみ世帯(4.4%)、一般世帯(6.8%)に比べ、一人暮らし世帯(11.2%)で高くなっており、一人暮らし世帯の男性(24.3%)では特に高くなっている。
「家族や親族以外の人で相談しあったり、世話をしあう親しい友人がいるか」についてみると、「親しい友人はいない」割合は、一人暮らし世帯(26.9%)、夫婦のみ世帯(27.3%)、一般世帯(26.2%)でほとんど差がないが、一人暮らし世帯の男性(41.3%)については特に高くなっている。

*詳細につきましては、内閣府ホームページより「平成17年度 世帯類型に応じた高齢者の生活実態等に関する意識調査結果」 をご参照ください。
(2006.11.30)