若年性認知症、全国で3万7800人 〜厚生労働省研究班推計〜
65歳未満で発症する若年性認知症の人が、全国で3万7800人に上るとの推計が厚生労働省推計班の調査で明らかになった。

調査は2006〜2008年度に、熊本県、愛媛県、富山県、群馬県、茨城県の5県と、横浜市港北区と徳島市で、認知症の人が利用する可能性がある保健・医療・福祉関係施設・機関を対象に実施された。

推定発症年齢の推計は51.3±9.8歳。18〜64歳人口における人口10万人あたりの若年性認知症者数は47.6人であり、男性57.8人、女性36.7人と男性が多かった。30歳以降では、5歳刻みの人口階層において、認知症全体の有病率は1階層上がるごとにほぼ倍増する傾向があった。

基礎疾患としては、脳血管性認知症(39.8%)、アルツハイマー病(25.4%)、頭部外傷後遺症(7.7%)、前頭側頭葉変性症(3.7%)、アルコール性認知症(3.5%)、レビー小体型認知症(3.0%)の順であった。

※詳細につきましては、厚生労働省ホームページの「若年性認知症の実態等に関する調査結果の概要及び厚生労働省の若年性認知症対策について」をご参照ください。
(2009.3.25)