電動車いす 運転時の事故予防ポイント〜消費者庁がまとめる〜
消費者庁では、電動車いす(ハンドル形)の使用について、平成22年9月及び平成23年9月に注意喚起を行っているが、今年4月以降、死亡・重傷事故が多くなっていることから、11月27日、改めて、電動車いすを運転する際などの事故予防のポイントを取りまとめて発表した。
電動車いすによる死亡・重傷事故の報告は、平成23年度には7件であったが、平成24年度は、昨年度より増加し、11月24日現在で、既に12件の報告があり、うち7件が死亡事故であるという。また、65歳以上の方が被害を受けた事故件数は、全体の約7割を超える。

■電動車いす使用時の事故予防のポイント
事故を防ぐために、電動車いすの使用にあたっては、次のようなことに気をつけるよう呼びかけている。(以下抜粋)
(1)大きな事故を防ぐために
【踏切で】
・線路の溝にはまらないよう、線路に対して直角に横断してください。
・脱輪しないよう、踏み切りの端に寄り過ぎずに通行しましょう。
【道路で】
・転落や転倒を防ぐため、道路の端に寄り過ぎない。
・水田、川や池の土手、海などの転落の危険のある場所には近寄らない。
【坂道や段差などで】
・転倒を防ぐため、急な坂道の通行は避けましょう。
・転倒防止バーは、必ずおろし、正しくセットして使用しましょう。収納したまま上り坂や段差などを通行すると、後方へ転倒する危険があります。
(2)日頃の注意
【運転前には点検】
・バッテリー:残量がなくなって、踏切や坂の途中などの思いもよらない場所で止まってしまう危険があります。残
量は十分か、確認しましょう。
【異常がある場合は】
・点検や運転の際に異常を感じる場合には、そのまま使用せず、必ず販売店やメーカーの点検・整備を受けましょう。
(3)より安全な利用のために
・電動車いすの利用を考えている方は、御自分にあった製品を選定できるよう、介護関係の方や製造業者等に、十分に相談を行ってください。

※詳細につきましては、消費者庁ホームページより、「電動車いすを使用中に死亡事故が発生しています!」をご参照ください。
(2012.12.12)