高齢者の餅による窒息事故に気を付けて!〜事故防止のポイント 消費者庁がまとめる〜
窒息の事故は家庭内で起こることが多く、特に餅による窒息事故は65歳以上の高齢者に非常に多く発生している。また、年末年始に餅を食べる機会が多いため、12月、1月に事故が集中していることから、消費者庁では18日、安全に餅を食べて楽しいお正月を迎えるために、事故防止のポイントをまとめ公表した。

高齢者の口内や喉等の特徴として、高齢になると、そしゃく力や飲み込む力が低下し、食べた物をしっかりかんでスムーズに飲み込むことが難しくなる。餅は、口や喉の温度によって餅の温度が下がるとくっつきやすくなる特性がある。餅が喉に張り付くことを防ぐためには、口の中でしっかりかんで唾液とよく混ぜることが重要である。

こうした高齢者の口や喉に起こる変化や餅の特徴を踏まえ、餅を食べる際の注意点をいくつかアドバイスしている。

〇冬の寒い朝の一口目には十分注意が必要です!
  朝起きてすぐには、口の動きもスムーズではありません。また、寒い時期は温かい餅でも食べている間に硬くなりやすくなっています。餅をしっかりかんで食べられるように、食事の前に会話をすることなどにより口の準備運動をしたり、スープ等の滑らかなもので喉を潤してから、食べましょう。

〇餅を小さくするだけでなく、さらに口の中でよくかんで食べてください!
  せっかく小さく切った餅もそのまま飲み込んでしまっては、餅が喉の中で再びくっついてしまうこともあり、小さくした効果が十分生かせません。口の大きさに合わせた少な目の量を口に入れ、餅に唾液を十分含ませられるよう、口の中でしっかりとかんで食べましょう。

〇口の中の分が飲み込めてから、次の一口を!
  しっかりかんだ後、口に入っている分が飲み込めてから、次の餅や他の食べ物を口の中に入れましょう。よくかまないうちにお茶等で流し込んではいけません。



*詳細につきましては、消費者庁ホームページより該当資料「高齢者の餅による窒息事故に気を付けて! -年末年始は餅による窒息事故が増えます。注意して餅を食べましょう-」をご参照ください。
(2013.12.24)