仕事と介護の両立を考えるぁ 粗き方も見直しを〜
仕事と介護の両立を考える際に、介護保険制度や勤務先の介護支援制度についての知識を得ておくことはとても大切なことです。さらに、それと同じくらい忘れてはならないのが、日々の働き方の見直しをしてみるということです。
介護に直面した場合に、今の働き方で支援制度が活用できるのか、周囲がサポートしやすい働き方ができているのか、ということを考えてみる必要があります。

普段から残業が恒常化していたり、有給休暇が取れない、という方は、自分自身で仕事を抱え込んでしまっている可能性があります。
まずは、仕事を見える化して、自分が急に休暇をとっても同僚に引継ぎができるような体制作りを心がけましょう。自分が休んだら全ての仕事がストップする、ということが無いようにすることが大切です。これは、ある日突然インフルエンザなどの病気で出勤が出来なくなった場合のリスク回避にも有効です。
また、仕事と介護の両立のためには残業ありきのような働き方はできません。自身の業務内容の棚卸しをして、業務の優先順位や業務に必要な時間などを見直してみましょう。そうすることで、無駄な業務時間をなくし、計画的な業務の遂行、効率的な業務の遂行につながります。

管理職の方は職場全体の働き方にも注意をはらい、見直しをすることも大切なことです。
メンバーへの業務配分や業務の流れが適切か、情報共有の方法に問題は無いか、といったことをチェックしてみましょう。
そして、職場の一人ひとりが、介護は誰にでも起こり得ることである、ということを理解し、お互い様意識を持って介護に直面した同僚をサポートしていくという風土の醸成をしていくことが必要です。

仕事と介護の両立のための備えは、介護保険制度や会社の介護支援制度への知識を深めるといったことだけではありません。日々の働き方の見直しや職場の風土の醸成もとても重要な備えということになります。
(2016.6.20)