「療養型病床」数対前年比約1.4倍に増加
―厚労省平成12年医療施設(動態)調査―
平成12年10月1日現在、高齢者向けの医療施設で、医療保険の給付対象にも介護保険の給付対象施設にもなることが可能な「療養型病床」のベッド数が、1年前との比較で、183,558床から263,946床へと、約1.4倍増加していることが、11月29日厚労省が発表した医療施設(動態)調査で明らかになった。総ベッド数が、病院で1,647,253(対前年比△0.1%)、一般診療所で216,755(同△3.3%)と、減少傾向にある中で顕著な増加現象といえる。このことは、介護保険導入を背景に治療を主とする病院および一般診療所から、長期的な療養を中心とする療養型病床への切り替えが進んでいることを示している。 一方、療養型病床のうち介護保険の指定を受けた介護療養型医療施設のベッド数は、119,293床(平成13年9月1日現在)であり、厚生労働省の計画しているベッド数194,034床に対する計画達成率は61.4%にとどまっており、医療保険給付対象の療養型病床から介護保険給付対象の療養型病床への転換が予定より進んでいない現状を示している。
(2001.12.17)
 

 

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