自分自身が要介護者になる不安、75%が「ある」と回答〜内閣府調査〜
内閣府は11月20日、「介護保険制度に関する世論調査」の結果を公表した。自分自身が老後に寝たきりや認知症になるもしれないと不安に思うことがあるかとの質問に対し、回答は「ある」が75.1%、「ない」が24.4%となった。前回(平成15年7月)調査結果と比較してみると、「ある」が6.1ポイント増加、「ない」が5.7ポイント減少した。

家族が要介護者になることへの不安については、「ある」が77.6%、「ない」が18.0%となった。前回との比較では、「ある」が4.1ポイント増加、「ない」が7.3ポイント減少した。

自分自身に介護が必要となった場合に困る点としては、「家族に肉体的・精神的負担をかけること」が73.0%と最も多く、以下、「介護に要する経済的負担が大きいこと」(60.1%)、「収入がなくなること」(32.2%)、「人生の楽しみが感じられなくなること」(29.5%)などの順となった。(複数回答、上位4項目)

家族に介護が必要になった場合に困る点としては、「食事や排泄、入浴など世話の負担が重く、十分な睡眠が取れないなど肉体的負担が大きいこと」が62.6%、「ストレスや精神的負担が大きいこと」が62.2%と多く、以下、「家を留守にできない、自由に行動できないこと」(55.2%)、「介護に要する経済的負担が大きいこと」(54.5%)の順となった。(複数回答、上位4項目)

調査は9月16日から10月3日までの間に、全国の20歳以上の男女5,000人を対象に個別面接調査方式で実施、有効回収数は3,272人(65.4%)であった。

※詳細につきましては、内閣府のホームページより、「介護保険制度に関する世論調査」をご参照ください。
(2010.11.25)
 

 

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