寒い季節も「脱水」にご注意! 健康のために、こまめに水を飲みましょう!
目覚めの一杯、寝る前の一杯。しっかり水分を摂って、元気な毎日!

体の中の水分が不足すると、熱中症、脳梗塞、心筋梗塞など、さまざまな健康障害(しょうがい)のリスク要因となります。
私たちが生きていくために「水」は欠くことのできない存在ですが、その摂取量が不十分であることによる健康への障害が多くの悲劇を引き起こしています。
これら脱水による健康障害や重大な事故などの予防には、こまめな水分補給が効果的です。
寝る前、起床時、スポーツ中及びその前後、入浴の前後、そしてのどが渇く前に水分補給を心がけることが重要です。

■人間のからだの約60%は水分です。
例えば体重60Kgの成人男性の場合、約36Kg分が水分となります。
一方、高齢者は、水分を蓄える筋肉量の減少などが要因となり、体内の水分量は減少します。
特に高齢者は、のどの渇きを感じにくいため、体内の水分が不足しがちです。

■人間は1日に2.5ℓの水が必要です。
私たちは、普通に生活しているだけでも、1日に2.5ℓもの水分が失われています(尿・便・呼吸や汗)。ただし、食事中の水分や体内で作られる水の量は1.3ℓのみ。意識して、こまめに水を飲まないと、結果1.2ℓの不足となってしまいます。

■水分を20%失うと死亡の恐れ
中高年で多発する脳梗塞(のうこうそく)・心筋梗塞(しんきんこうそく)なども水分摂取量不足がリスク要因の一つと言われています。
水分を5%失うと脱水症状や熱中症などの症状、10%失うと筋肉の痙攣・循環不全などの症状、20%失うと死亡の恐れがあります。

■「入浴後の一杯」「寝る前の一杯」の“あと2杯”の水を飲む習慣を身につけましょう!
のどの渇きは「脱水」が始まっている証拠、渇きを感じてから水を飲むのではなく、渇きを感じる前に水分を摂ることが大事です。入浴中や就寝中はたくさん汗をかき、水分が不足しがちです。

なお、腎臓、心臓等の疾患の治療中で、医師に水分の摂取について指示されている場合は、この指示に従う必要があります。

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(2021.2.15)